Wednesday, December 30, 2009

クリスマスクラッカー公開 CQI Christmas Crackers Opened

CQIで交換したクリスマスクラッカーはクリスマスになってから中を開けてみんなで見せ合うという二度目のお楽しみがあります。私が受け取ったのはシンディとメアリーの二人からでした。

We had received our own crackers before but had to wait to open them until the Christmas Day. Here are two crackers I received from Cindy and Mary.

シンディはクレージーキルトのブロックで包んだクラッカーに、チョコバーまで添えて送ってくれました。
Cindy's cracker.



中味です。
She added even a chocolate bar. Thank you very much for your thoughtful choice, Cindy!!



メアリーはご主人が突然亡くなった直後だったそうですが、悲しみの中で精一杯のものを揃えてクラッカーを作ってくれました。
Mary made this for me only three weeks after her husband's passing away. I would like to express my deep thanks and condolence to you, Mary.





今年のクリスマスは子供たちの帰省もなく掃除と荷物整理だけに忙しくしていましたが、遠くから届いたプレゼントが雰囲気を盛り上げてくれました。シンディとメアリー、心をこめて作ってくれたクラッカーをどうもありがとう!!
My children were too busy with their job to come back home. During the season I have been only busy clearing and cleaning up my mother's apartment. Then these beautiful gifts have given me lots of joy in rather boring festive days.



(このATCは12月誕生日のCQIメンバーのために作ったものです。)

Thursday, December 24, 2009

My Class in December/ Tomoko's Christmas Bell Pull

今月の生徒さんの作品はTOMOKOさんのクリスマス・ベルプルです。お父様が入院して12月は教室にこれませんでしたが、先月から取りかかっていたこの作品が完成しましたと、10日頃に写真を送ってくれました。彼女は美容師さんです。お客さまたちは、お店の壁に飾られたこの作品をとても楽しんだことでしょう。

Here's a Christmas Bell Pull of Tomoko in my CQ class. She showed me the unfinished work last month. Though she couldn't come to the class in December because her father was staying in hospital, she finished it and sent me these photos. She is a hairdresser and has her own shop. This lovely bell pull must have been hang on the wall as an eyecandy for her customers in this month.












皆さま、楽しいクリスマスイブを!!
Merry Chiristmas to you all!!

Tuesday, December 08, 2009

AA Pages in November

11月に交換した布ページです。
フィンランドのリトヴァから私に届いたもの。雪景色をイメージした布の色と細かなシームステッチ、バリオンのバラは本当に素敵です。

This AA page for me is from Ritva in Finland. I love the snowy winter color very much. Her stitching is so beautiful.







裏のページの言葉は「何かすることに意味があるなら、それをちゃんとすることにも意味がある」というようなことでしょうか?



これは私がスイスのジャンヌに送ったものです。ウールのブロックを作った残り布で作りました。裏に添えたリルケの詩の一節が最初から頭にあって、元々の詩の季節は夏ですが、落花の雪、空から降りてくる愛(降誕)ということで強引に12月にこじつけました。

Here's my work for Jeanne in Switzland. I used some leftover of my Wool DYB blocks of CQI.



この詩は昔、中学生のときに学研の中学コースに毎月、詩のアンソロジーが載っていてそのとき初めて読みましたが、その後高校生のとき星野慎一訳の長い全詩を見つけてノートに写したりしました。今回、英語訳がないかネットで探してみましたが、英訳もオリジナルのドイツ語のものも見つけられませんでした。日本人の愛誦する詩なのかもしれません。

The poem is a Japanese translation of Rilke's. I've been memorizing these lines since my teens. I tried to find English translation or original one online but couldn't. Maybe it must be a Japanese favorite. I wrote to Jeanne the meaning in English.

How love came to you?
Did it come like sunshine or like floating petals as snow?
Or just like a prayer?
Please tell me the story.

She told me if she could find the English translation or German original, she would send it to me.

Friday, December 04, 2009

11月の教室 My Class in November

さて11月の教室の作品です。

Yukoさんはバリオンステッチの練習にと、こういう小さなクッションを作りました。もっと小さく作ったらピンクッション、白やクリーム色でまとめたらリングピローに素敵でしょうね。

Yuko's small cushion. If you change the scale or color, it could be a pincushion or ring pillow.





Seikoさんのブロック四枚接ぎの小さな壁飾り。ステッチがびっちり刺してあります。何となく和風の感じで色合いもこれからのシーズンにぴったりの感じです。
Seiko's small wallhanging would be very nice for Japanese New Year celebration in color. Her stitches are so beautiful.






Naokoさんのクリスマスストッキングです。自分の履いている靴下を実寸で型紙にとったリアルな感じが面白いです。ご主人に「マッチ売りの少女の靴下」と言われたとか。雪の色合いが素敵ですが、色を変えてたくさん作りたいと言っていましたので次回が楽しみです。

Naoko used her own stocking as a pattern. She told me her husband had named it "A stocking of Little Match Girl". Lol. She was going to make more stockings in different color. So I am lokking foward to seeing them in next class.



Thursday, December 03, 2009

Klimt's "Love" finished

ボーダーは黒の別珍とアンティークレースを使いました。




捨てないでとってあった、壊れたり片方をなくしてしまった古いイアリングです。
I've used old broken earings.

Monday, November 30, 2009

『聖なる春』 Another Klimt Block

片づけをしているといろんなものが出て来てつい寄り道をすることになります。こんなブロックが出てきました。前にクリムトの絵を使った作品を作りましたがこの絵もクリムトで、そのとき一緒に作ってあったものです。数年前、久世光彦の本をまとめ読みしたことがあるのですが、そのときの一冊『聖なる春』という小説のカバーに使われていて、とても惹かれていました。この絵の写実的な技法がよく知られたクリムトと違っているので意外でしたが、金地に描かれたピンクのバラが牡丹ならまるで日本画と思うほど日本の影響は明らかですし、ロマンチックな情景の上に気味の悪いさまざまな顔が暗がりに浮かんでいたりするモチーフは、やっぱり後のクリムトを彷彿とさせます。

I decided to finish one of my UFOs when I found this naked block while clearing up my drawer. I made two naked blocks using Klimt's paintings and finished only one then. This another work of his was used as a cover of novel titled "Holy Spring", which I read a few years ago. I loved the painting so much I made a print and pieced a block. I worked for two evenings.




そういうわけでお花いっぱいの春らしい仕上げになった次第です。







さてこの小説ですが主人公は顔に醜い痣を持った男で、焼け残った蔵でクリムトの贋作を描くことを仕事にしています。彼と関わる画商、キキという若い画学生の登場人物たちが、それぞれに心に深い傷を抱えながら自分の『春』を待っているという筋書きだったと思いますが、詳しい内容はすっかり忘れました。最初の書き出しの文章が素晴らしかったとか、昭和のレトロな雰囲気の東京の本郷、御茶ノ水の界隈の描写が懐かしかったとか、情けないことに印象しか残っていません。もう一度読み直してみようと思います。

Sunday, November 22, 2009

今年のクリスマスクラッカー Christmas Cracker swap 2009

今年もCQIのクリスマスクラッカーのスワップ(交換)に参加しました。私の作ったのは二つです。
I've joined the Christmas Cracker Swap of CQI this year again and made two.




来年の干支の寅のチャームです。クリスマスとは関係ありませんが、この時期の企画は新年も含めた季節の挨拶の意味もあり、宗教や国境を超えて世界中が”Season’s Greetings”の挨拶を交換します。

The zodiac sign of next year is Tiger. In Japan the Chinese astrology is still remained though it's not been used in China yet. I've added this as a greeting for season's greeting.




I hope ladies who will receive enjoy these.

Tuesday, November 17, 2009

クリスマスツリーの飾り Christmas Ornaments

最近家の片づけで忙しくしています。年末が近いからではなく、母の荷物を少し家に入れるにはそのスペースを作らなくてはいけなくて、しまいっ放しだったものを出して要らないものは捨てたりしまい場所を変えたりしています。そんな中、こんなクリスマス飾りの作りかけが出てきました。たぶんクレージーキルトを始めてそれほどたっていない頃のものでしょう。今だったら思いつかないような派手な色合わせですがそれなりに可愛いので完成させることにしました。

I've been busy clearing up my house to make some space to bring Mother's possessions, though not all but still it's a mount. While I was digging my drawer, I happened to find these unfinished Christmas ornaments, which I pieced and put some embellishments years ago. I decided to finish them.



ボタンはなくならないよう止めておいただけなので、いったん外してしまいました。レースやリボン、ブレードも今ならこんなに多用しないと思いますが、これはそのままにしました。そしてステッチやビーズを足してできあがったのが次です。

I've finished them as below.





大きさはどれも高さ10センチ位です。けっこう可愛くできあがり自分では気に入っていますが、これはアメリカの友人に送るつもりです。

Thursday, November 12, 2009

十月のAAページ AA Pages in October

遅くなりましたが10月にドイツのヘルガから届いた、そして私がやはりドイツのペギーに送ったAAページ(言葉を添えたファブリックページ)です。大きさは10x15センチです。

Here are two AA pages in October. The first is Helga's for me and the second is mine for Peggy. Both ladies are from Germany this time.



「バラはバラ」というのはジュリエットのセリフだったでしょうか?



私は今回は裏に佐藤春夫の『断章』という詩をサインペンで手書きして、ゲーテの『野ばら』みたいな意味ですと説明しました。

さまよひくれば 秋ぐさの
ひとつのこりて 咲きにけり
おもかげ見えて なつかしく
手折ればくるし 花ちりぬ

On the back page I wrote a poem by Japanese modern poet, Haruo Sato and explained the meaning is just like Goethe's "Heidenroslein".

Tuesday, November 10, 2009

十月のクラス My Class in October

十月の最後のクラスに飛び入りがありました。ANさん、近い将来仙台にお引越しの予定でその準備に来仙の折、クラスの見学にいらしたのです。メールが最初迷惑メールに振り分けられていたり、私も旅行で前夜遅く帰宅したばかりだったのですが、運よく連絡がつきクラスにいらして頂けました。

We happened to have a new face as an observer last time. She is going to move to Sendai and searched some interesting handcraft class to find mine. She said she had been sane quilting for years but got interested in SRE.

ただ見てるだけではつまらないのでピンクッションサイズで基本的なブロックのピーシングを練習、ほんの少し基本ステッチをしたところで時間切れになりましたが、テキストを買って頂き、後は独習で、とても可愛いピンクッションができました、と写真が送られてきました。

I thought only sitting and seeing other peoples work might be boring, so recommended her to try piecing a small block for pincushion. She picked up red cottons. We didn't have enough time to complete it but she finished it by herself later and sent me the photo. Here's her pretty pincushion.




その後、私のブログを参考にミニポーチに挑戦、メールでコードの作り方を聞いてきました。
After that, she tried her own mini pouches from my blog and asked how to make a cord.




言葉だけの説明でわかるだろうかと心配でしたが見事完成。ミニポーチ、が素敵に仕上がりました。

They are finished very lovely!! Please visit also her blog to see them.





まだクラスに入っていただいたわけではないのですが、作品紹介の許しをいただきましたので、彼女のブログにアクセスしてみて下さい。仙台にいらしたら是非是非、クラスにご参加下さいね。楽しみにしております。来年の秋には二年ぶりの作品展も予定しておりますので。

I am looking foward to her joining in the class (maybe next spring?) very much. We'll have our second exhibition in next fall. I hope she'll enjoy it then.

Friday, November 06, 2009

ウールのクレージーキルト All Wool DYB

久しぶりにCQIのDYBラウンドロビンに参加することにしました。ウールの布を使ったクレージーキルトというので、挑戦してみたいと思いました。ウールは厚手ですので、ブロックを接ぐのに少し注意がいります。ツイードはほつれやすいので手縫いではなくミシンで、フラノなどのほつれにくい厚地は断ち切りで手で細かくまつり縫いでかがる、というようなことですが、要は接ぎ目をできるだけステッチをかけやすい状態にかつほつれにくい状態にするということです。

I've decided to join the All Wool DYB RR of CQI. It's a challenge. I am looking foward to it very much.