Sunday, May 29, 2011

コンフォートキルト展 Comfort Quilts from Oversea



パッチワーク通信社の呼びかけで海外から送られて来たたくさんのコンフォートキルトの一部が、蔵王に近い川崎町役場の一隅で展示され、昨日見に行きました。初めてなので迷うことを心配していましたが、役場入り口の大きな”非核宣言”の看板が目印になりました。サイズも素材も色彩もさまざまな美しいキルトが、壁にかけるスペースが足りないものはテーブルに山積みされていました。後ろに縫いつけられたラベルはちょっと見ただけでもドイツ、フランス、スイス、フィンランド、アメリカ、チェコ、イギリスなど、本当に多岐な国々にわたっていました。

Yesterday I drove to see an exhibition in Kawasaki-cho, near Zao montainside. There were many many comforts quilts donated from oversea to Patchwork Tsushin Co Ltd for the people affected by disasters. How much we are impressed and appreciating friendships from all ove the world. I read so many country names on the labels, for example Germany, France, USA, Switzland, Finland, Chech Republic, UK and etc. We are not alone. We live in one world.











これらのキルトは届けられた先で、その美しさだけではなく、丹念な一針一針に込められた思いによって被災した人たちをくるみ、私たちは取り残されているわけではないという復興への勇気を与えてくれることでしょう。

このキルト展を企画されたのは川崎町の被災支援のボランティアグループ、ひまわりの会です。代表の深堀さんのブログに会のさまざまな支援活動の様子、このキルト展のことが紹介されています。

最近になり他にもいろいろ支援活動の情報が届いています。

食に関する、朝市夕市ネットワークの「被災地の農家漁家とつながるプロジェクト」
幼稚園・保育所への支援については、「みやぎ・わらすっ子プロジェクト」
仙台市からも町内会長宛、『被災者支援に関する各種制度の概要』という分厚い小冊子が届きました。行政の支援も必要としている人々のところにできるだけ早く届くことを祈ります。

さて、私たちクレージーキルターズも頑張らなければ。

Monday, May 23, 2011

ランプの宿

先々週末、母の三回忌でした。法事の後、急な山道はすっぽり雲の中で、まったく見通しのきかない恐怖のドライブをして、兄弟でランプの宿として有名な青荷温泉に泊まりました。電気なし、テレビなし、携帯の電波は届かず節電生活の見本で、温泉に入り飲み明かす一夜でした。

We, my brothers and me stayed at a hot spa in after a memorial service for Mother on May 14th. The place was located among montains, had no electronics service, nor the radio wave for mibile phone. We only spent on taking bath in spa and drinking. It was so relaxing time for me after the March disaster.















ところで華々しく開通した新青森までの東北新幹線ですが、私的にはがっかりでした。七戸十和田から新青森まではずっとトンネルでまるで地下鉄、景色はまるで見えませんし、到着した新青森駅はまるで空港ビルのようにポツンと駅ビルがあるだけという風情のなさでした。旧青森の街はこのまますたれるのでしょうか。私の生まれ育った野辺地など、地図にも載らなくなりました。東京から時間的に早く着くようになったことで、青森に何かいいことがあることを期待したいです。

Thursday, May 12, 2011

再生 Rebirth

昨日5月11日は震災からちょうど2カ月目でした。(個人的には母の命日でもありました。)前に『鎮魂』の思いを込めて黒いハートのキルトトップを作りましたが、その後、アメリカのキャシー・Sのブログでクロスステッチの孔雀のモチーフを見たとき、今度は『再生』をテーマに日本の色、赤と白で火の鳥のキルトを作ろうと思い立ちました。

Yesterday was May 11. It's two months passed since March 11 when the quake happened. When I saw a cross stitch pattern of red peacock on Kathy Shaw's blog, I started my new project themed "Rebirth" after "Moruning Hearts". Thank you very much, Kathy, for sharing it. It inspired me another small project in Japanese colour, red and white.



周囲のブロックを接ぎ、クロスステッチにとりかかったのは早かったのですが、作業が遅々として進みません。正しく震災後の復興の進み方のようです。まだこんな段階ですがちょっとだけお見せしておきます。

Here's the work I've done somehow. Though I started it a month ago, it's very slow, just like the restoration after the disaster.

Monday, May 09, 2011

津波被害の一例  An Example affected by Tsunami 

連休の最後の週末、子供たちが帰省し震災後初めて家族全員が揃ったので、みんなで津波の被害を受けた野蒜の叔父さんの家に行ってみました。映像では何度も見ていましたが、実際に目の当たりにしたときには皆自然の猛威に息を飲むしかありませんでした。

Our sons and daughter came back home last weekend. It was the first gathering of our all family after the quake, so we drove to Nobiru, a coast town affected by tsunami, where my mother-in-law was born and raised, and her brother (my husband's uncle) and his family used to live by March 11. It's one hour driving. My husband loves so much this place where he spend happy summer holidays in his youth every year.


昨年夏に訪れたときに鬱蒼と緑に囲まれていた家は瓦礫の向こうにむき出しになっていました。



いとこ家族の家は何とか持ちこたえていましたが、母屋は残骸と化していました。
When we visited them those houses were sorrounded with beautiful greens and nature.



A cousin's house was still standing steadily though the rooms and things on first floor were damaged.



Uncle's house was just a remain.






庭も跡形もありません。
Their beautiful garden was also disappeared.




屋敷の傍らの松林です。



そこここに瓦礫が集められていますが、2カ月たってこの状態ですから、直後がどんなに凄まじかったか想像に難くありません。



東松島市だけで5千戸近い家が全壊したといいます。石巻、気仙沼、東三陸、陸前高田等など、海岸線の町は同様の被害にあっています。

According to the paper, about 5000 houses in this city were destroyed by tsunami.



途中、瓦礫処理に当たっているに違いない自衛隊のたくさんのトラックとすれ違いました。遅々とではあってもとにかく前に進んではいるのでしょうが、それにしても早く被災地、被災者に普通の暮らしが戻って欲しいと切に思わずにはいられません。

We really hope the town would be restored and people could be back to live there again in future, however long it takes.

Wednesday, May 04, 2011

Artist DYB of CQI

Before the quake, I had decided to join a new DYB of CQI starting from May. I finally pieced my blocks and sent them to Helina in Finland. I chose Paul Klee as my inspirational artist.