Friday, March 30, 2007

「約束」という名のブロック Ayako's Block


これは一昨年の十二月、友だちのアヤコさんと一緒に横浜キルトウイークに行ったとき、トルコのクレージーキルター、セルマさんと一緒に撮った写真です。真ん中が私です。三月に誕生日が来ましたから、写真のときより年齢は二才増えましたが、あまり変わっていないことにしていただいて。
This picture was taken two years ago in "Yokohama Quilts Week in 2005". I am the middle between Ms Selma, a famous Turkish CQer and my good friend Ayako.



さて、アヤコさんが「約束」という名のブロックを作りました。彼女はクレージーはまったくしたことがなかったのですが、二年前にセルマさんに、貴女も是非、クレージーをやってみなさい、楽しいわよー、とけしかけられて「ハイ」と言ってしまっていたのです。安全ピンで止まっているのがそのときセルマさんから頂いたトルコの魔よけのチャームです。
Then Ayako was encouraged to start CQing by Ms Selma and given a Turkish charm, though she had never tried before. She promised her to do that and has made two CQ blocks, named "A Promise" recently.

ブロックの配色がすごく素敵で、それに花の刺繍のブルーがとても効果的です。色にも刺繍の針目にも優しい細やかな性格がよく出ていると思います。
This is her not first but second CQ block. I love the soft colours and her lovely stitches. They are reflecting her gentle characters very well.

初心者とは思えない刺繍の腕ですが、彼女は実は笹尾多恵さんの刺繍教室に通ったことがあるのです。
Her embroidery is pretty. She has attended to a class of Tae Sasao, a wellknown embroiderer in Japan.


彼女は離れた場所に住んでいるのですが、私たちのグループの仲間です。こういうことを可能にしてくれるインターネットというのはやっぱり便利ですね。
She lives far from our city. But PC makes us possible to do CQ with all together.



このブロックはもう一枚あって、対なのですが、作品になったときもう一度ご紹介します。
I will show you another of two blocks when it is finished.

Monday, March 19, 2007

箱師  Ikuko's Boxes

さて今日はまたちょっと、人の作品をご紹介しようと思います。私のグループに自他共に認める『針師』にして『箱師』、素晴らしい箱作りの名人イクコさんがいます。彼女は実は刺繍もアイデアも何もかも素晴らしくて、他にもいろいろご紹介したいのですが、まずは箱です。
I introduced some works of Kayoko's from my class before. Today here are Ikuko's beautiful boxes. She is our teacher of making boxes lessen.



このハートの箱が、実は100円ショップのものを彼女が変身させたと聞いたら誰もが驚くことでしょう。ふたと箱の模様も合わせてありますし、内側にはサテンが貼ってありますし、「素晴らしい!」の一言です。



これはお菓子の箱からの変身です。







何と言っても刺繍が素晴らしいのがおわかり頂けると思います。

Friday, March 09, 2007

レスリーのブロック Tradewinds DYB: Leslie's Block

恒風がしばらく止まっていたのですが、また吹き始めました。先月末に届いていたレスリーのブロックを仕上げました。
Our tradewinds had stopped for a while but started blowing again.


飾る前の状態です。
This is a naked block of Leslie's.







ベルベットにプリントされたゴールドの花をそのまま使って、寄せ植えのお花の鉢にしてみました。
I used the printed flowers and extended the bouque in pot.



全体はこうです。ハートのチャームは『秘密の花園』への鍵のつもりです。
This is the whole block finished.
A heart charm means "a key for a secret garden in your heart".




花鉢は透明な糸で動かないように止めてあるのがおわかりでしょうか?
Can you see nymo thread used to put the pot?

Thursday, March 01, 2007

アティのバッグのはずが Ati's Bag?

ノルウェーにアティという素敵なクレージーキルターの女性がいます。私は彼女の作品がとても好きでブログをいつも覗いているのですが、今年の初めに素敵なバッグが載っていました。作り方を教わってまずピーシングをしました。
When I saw a lovely bag on Ati's blog, I felt like having my own. She was so kind to make an instruction page for us.



普段用に使いたかったので、コットンで色も地味目にしたのに、何故かいつもの癖で、レースやボタンやモチーフをたくさん使ってしまいました。
As I wanted a daily bag, I pieced cottons.





足すたびに気に入らなくなるので仕事はさっぱりはかどらないのに、クレージーキルトは”足し算の手芸”という持論を実践すべく、気を取り直してはさらに足してゆきました。
I felt heavy embellishment was not good this time but couldn't stop working. I deparately continued adding.




なんだか普段使いのバッグにはまったく不向きな感じになってきて、しかもコットンにはこういう装飾は何故かしっくりこないのです。






ほとんどやけになってどうしようか、と思っていたのですが、ともかく仕立てようと思って筒に縫い、全体を見ようといつもお茶を飲むのに使っている、横にあった小さなティーポットにかぶせました。そしたら閃いたのです。
I was very slow because I didn't like my work but finished finally. But when I sew the edges and put over a small teapot I am always using, it inspired me.







というわけでバッグはティーコゼーになりました。やっぱりバッグの場合、コットンならステッチの方を目立たせて重い装飾は控えめに、飾り立てたかったらファンシーでお洒落なシルクやサテンを使った方がいいのかも知れない、というのが今回の反省点でした。アティのバッグには再挑戦です。
Now it has become a tea cosy. I will make another Ati's bag with fancy fabrics next time. Or cotton one should be with more seam stitches and less embellishments.