Tuesday, December 05, 2006

恒風 Tradewinds DYB

ずっとオンラインクラスのブロックの進行を集中して載せてきましたが、その間もラウンドロビンが止まっていたわけではありません。10月1日に始まったこのDYBのメンバーは、アメリカのレスリーとシェリル、ニュージーランドのジョー、ポルトガルのアナベラ、日本の枝美子さんと私、と世界のいくつもの海を越え、同じ方向に回るので、グループは Tradewinds(恒風) と名づけられました。季節風に対する恒風、昔、地理の授業で聞いた言葉を久しぶりに懐かしく思い出しました。
Behind the online class I did two blocks from the Tradewinds DYB, which started October 1. The members are Leslie and Cheryl from US, Jo from NZ, Anabela from Portugal, and Emiko and me from Japan. The wind blows all over the oceans.

10月、シェリルのブロックです。彼女は、それぞれの国の特徴ある何かを刺繍して欲しいと希望していました。
Cheryl wanted us to embellish something featured from each country. I embroidered a butterfly constructed of pine tree leaves and apricot flowers. I stitched bamboo, too. These three characters are symbols of celebration in Japan.

永山登志子さんの「日本刺繍を楽しむ」から松竹梅を蝶にアレンジした図案を選んで刺繍しました。
I took this pattern from a book by Toshiko Nagayama, a Japanese embroiderer.

アナベラは、春にすべてのブロックが仕上がることを想定して、イースターのブロックを作りました。クレージーキルトに全てが柄の布合わせは仕事が少し難しくなります。布のにぎやかさに負けないために強い色やボリュームのあるリボン刺繍を使いました。
This is my work on Anabela's block.

沈んだ色合わせのオンラインブロックの後で、明るい色に向き合うのは気分転換になりました。

8 comments:

Ulla said...

A taste of summer.A wonderful work.
Have a nice day
Ulla in the north of Sweden where it rains and all the snow has gone.

Hideko Ishida said...

さまざまな色の小花がつながったレースを切り離しました。「いいもの見っけ!」という感じでした。うまくできたかどうかはともかく、何とか処理できて良かったという感じ。シェリルがグループのコメントに「私はやったからわかるけど、、」みたいな書き方をしていまたし、次のジョーも受け取る前から「柄は大変そう」と言っていましたから、みんな同じに感じるのですよね。

ayako said...

次から次に美しい作品が登場するので目を丸くして眺めています。一体どんなスピードで刺繍をしているのでしょう!長いこと門前に立ち止まっていてやっと一歩門の中に入った私にとっては英子さんが怪物に見えてきましたよ。それとも手がミシンになっているのかしら。
でもこのブログを眺めているのは英子さんのような怪物ばかりではないはず…と、カウンターの数字を見て気をとりなしています。

情けない姿をさらすのにも訳があると前に書きました。世の中、上手な人もいれば下手な人もいる、だから楽しいと言いたいだけなのですが。(これを言い訳とも開き直りともいいますが)
卑近な話で恐縮ですが、わが夫は小学校の音楽の時間にみんなで歌っている時、突然ピノ伴奏が止まり「音程が狂っている」と名指しで教師に注意されてから歌を歌うことができなくなってしまいました。ところが大人になってからどうしても歌を歌いたいという気持ちが起こって――喜びにつけ悲しみにつけ人は歌いたくなるもの――そうだ、民謡がある、と民謡を習い始めました。
たくさんの上手な人たちに混じって何度か舞台に立たせてもらったそうです。(全員が出られるわけではないのに)後でわかったことがあります。それはずっと後になってからなのですが、先生の一言「上手い人ばかりではつまらない。下手な人もいるから、あれよりましだ、自分も頑張ろうと思うものだ」
大切なのは好きかどうか、楽しいかどうかですよね。あーやっぱりいい訳であります。

Hideko Ishida said...

結局、好きなのだと思います。好きだから他のことをおいてもやってしまう。使う時間が多ければ少ない人より上達するかも知れませんが、一方で、他の人がきちんとできている何かはおろそかになっているはずです。私も家にいるのは大好きですが家事は嫌いな不良主婦です。バランスの支点がどこなのか、それぞれ違うのではないでしょうか?洗濯物がたまっていてもその辺に埃がたまっていても、それが気にならずにクレージーをやれるということは、必ずしも誉められることではないですよね。

Anonymous said...

Absolutely stunning!!! The owners of both blocks are probably thrilled. You really do beautiful work Hideko.

Susan said...

Beautiful, as always. I particularly like the butterfly. Very graceful.

Anonymous said...

Oh! I love this butterfly. I recognise the pine leaves but apricot flowers are new to me. Aren't they dainty. If you don't mind my saying, as beautiful as your encrusted block is, these delicate blocks are more my taste. Your stitching is a delight.
Carol-Anne

Hideko Ishida said...

Thank you very much for everyone's kind words. I love to work on small blocks. It's very refreshing.