Saturday, February 07, 2009

ラウンドロビン Tami's Block

最初は本やネットだけから、見よう見真似で一人でクレージーキルトを始めた私がCQIに入ったのは、他の人のものを直に見るためにラウンドロビンをやってみたかったということがあります。しかし人と一緒に何かをすれば常に楽しいことだけではなく嫌なこともあります。ラウンドロビンはとくにそうです。期限を守らない人、おざなりの作業しかしてくれない人もいます。めったに起きませんが、国際郵便で世界を回るわけですから事故もあります。最後に自分のブロックが戻って来なかったことも一度や二度ではありません。あんなに人のために一生懸命作業してあげたのに、とその度に恨みがましい気持ちになったり落ち込んだりするのですが、それでも私はいつもラウンドロビンに参加してきました。それは好きなものだけを作っているより勉強や刺激になるからですし、素晴らしい人に出会えたときの喜びも大きいからです。

自分では考え付かない色や材料の使い方を目にし、他人の作業に協調させながら自分の作業を進め、全体のバランスと統一感を作り出す、というのは何度やっても難しく、いつも頭を悩ませます。しかしそうやって一生懸命考えることが思いがけない自分の力も引き出してくれるような気がします。人のブロックにしてあげた作業の中には、手元にある自分の作品以上に、我ながらあれは素晴らしかったなあと愛着のあるものも少なくありません。

さて今回ですが、CQI のラウンドロビンでアメリカのタミのブロックに作業しました。このラウンドロビンは基本的なシームステッチやモチーフ刺繍の練習が目的のものです。私が手をつける前の状態です。

I've worked on Tami's block of FFT(Fabulous First Timers)RR from CQI. Here's the photo of the block before me.

Whenever I work on RR block, I have long consideration about what and how to do, just like other cqers. To me whole balance might be the first priority. The whole balance means lots. Colour, elements, materials, connection of each pieces, weight, harmony, etc. Working on RR block is always challenging and learning chance to me.





私の作業した後のブロックです。
Tha block after me.



左上のモチーフやシームは無難にまとめました。



前の人の刺したチェーンステッチのシームを利用して、扇のモチーフを作りました。下のレースに止めてあったビーズをここに移させてもらいました。



これもごく普通のレゼーデージーのお花です。



今回苦労したのはまず、きっと自分では選ばないであろう色です。でもそれは大体何とかなりました。もう一つは、私の前の人がつけた右下の白いレースが黒であればよかったのに、という思いから最後まで抜け出せなかったことでしょうか。

3 comments:

Candi said...

Your work is always just beautiful Hideko. I'm so glad you share!:)
hugz:)

Anonymous said...

Although it's all beautiful, I particularly like the nosegay of flowers up top. Beautiful work all over.

Anonymous said...
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