Monday, November 27, 2006

オンラインクラス第六週 仕上げ Encrusted CQ Lesson 6: Finishing Touch

オンラインクラス第六週は、仕上げとして、空いてるスペースに何か足したいときのヒントです。刺繍よりたやすいレースモチーフの利用や、簡単に刺せる蝶やトンボ、クレージーに定番のクモの巣、などを教わりました。

クモの巣を張りました。
I've worked a spiderweb of lesson 6.

第五週ですでにこの蝶のレースモチーフを乗せていましたが、今回のレッスンを先取りした形になりました。染めることも考えたのですが、輪郭に和手芸の糸をコーチングし、ビーズを少し飾りました。

ずっと悩んでいたリボン刺繍のモチーフを少し上下に延長しました。
The SRE motif has been extended a bit.

もう一度最終的にビーズを足して、ひとまず完成にしようと思っています。
I would like to add more beads and will finish.

Tuesday, November 21, 2006

オンラインクラス第五週 ビーズ・ボタン・チャーム Encrusted CQ Lesson 5: beads, buttons, charms

オンラインクラス第五週はビーズやチャーム、ボタンなどの装飾です。原則的には小さなものから大きなもの、軽いものから重いものの順でブロックに乗せてゆきます。重くなると糸が引っかかったり、作業がやりにくくなるからです。しかしこれはあくまで原則であって、今回の私の場合も必ずしもそれを守ってはいません。
何箇所か飾ってみましたが、まだ手直ししたい部分も次にどうしようか迷っている手付かずの場所もありますので、ビーズも刺繍も最終段階でもっと加えることになるでしょう。


ボタンを並べて飾ることをボタンクラスターといいます。ボタン穴にも後でビーズを飾る予定です。

プリントの花を際立たせるためにビーズやステッチを加えてあります。

シームラインに飾ったミックスビーズは、後で下のオレンジの布の上にも少し散らす予定なのですが、どの位、どの範囲に、がまだ決まっていません。

一応今のところこんな具合ですが、空いているスペースをどう処理するか考えあぐねていて、まだ先行きは不透明です。
I am still thinking what I should do in a few empty places. I know I will add more stitches and beads, but how?

Monday, November 20, 2006

ヴィクトリアン・クリスマス Victorian Christmas

来月、12月7日から9日まで東北キルトウィークというキルト展が仙台で開催されます。その中でクリスマスをテーマにしたミニキルトコンテストがあり、9月末に布を接いだブロックは、実はそれに出品しようと思って作ったものでした。10月末の〆切りにギリギリ間に合って送ることができましたが、二三日前、それが 主催者の一つである仙台放送の賞を頂けることになったと連絡がありました。
A big quilts exhibition will be held in Sendai here from December 7 to 9. There is a section for small quilts contest themed "Christmas" and I entried it the end of last month. And a few days ago, I received a letter my work "Victorian Christmas" had got a sponsor merits.

作品には『クレージー・ヴィクトリアン・クリスマス』と題をつけました。東北の人にとって、こんなに刺繍やビーズでびっちり飾ったクレージーキルトを見るのはおそらく初めてだろうという自負はあります。小さな作品ですが、会場の反応をちょっと楽しみにしています。
I think it will be the first chance for the people here to see such an encrusted CQ. I am very curious to see their response for the CQ, though it's a small work, only 50cm squqre.




50センチ角の一枚ブロックを作ったのは初めてで、中心に近いあたりでは、作業に苦労しました。これが最大限度かな、と思います。
But it was not easy work to embellish for that size as one block.

Friday, November 17, 2006

カイロの紫のバラ The Purple Rose of Cairo

久しぶりにハートを二つ作りました。
フィンランドのヘリーナとオーストラリアのモーリーンが、前に”名残りのバラ”の名前で作ったハートを気に入ってくれて、交換を申し込まれましたが、あれはもう手元にはありませんので同じ色調のものを作ることにして、今回はバラの色を紫に変え、”カイロの紫のバラ”と名づけました。使っていたミックスビーズが"エジプシャン(エジプト風)”と名づけられているのがわかったからです。
These are the variations of "The Last Rose of Summer" hearts I made in September. After that, I learned the mixed beads bag was named "Egyptian". So this time I have named these hearts "The Purple Rose of Cairo".


これは元々私の大好きなウッディ・アレンの映画のタイトルです。30年代の大恐慌時代、アメリカの田舎町に住むヒロイン、ミア・ファローは家では失業中の夫に怒鳴られ、働いているレストランではドジばかりで叱られどうし。唯一の楽しみは映画館に『カイロの紫のバラ』(劇中映画のタイトルが映画のタイトルでもあるという凝った作りです)という映画を観に行くことです。ある日、映画の主人公の探検家が「君はいつも僕を見てくれているね」「僕はこの画面の中にいるのに飽きてしまった、君ともっと話したいな」と映画の画面から抜け出して来てしまったのです。あり得ない何ともメルヘンチックな状況設定の愛の物語は、当然ほろ苦い現実に戻って終わるのですが、最後、またしても映画の画面にうっとりと見入っているミア・ファローの表情に救われます。『カイロの紫のバラ』は決して手に入らない夢のことなのでしょう。まだ見ていない方は是非、御一見を。
This is the title of Woody Allen's film. And also it's the title of the film in the film. Maybe the purple rose is a symbol of dream we can never catch. It's difficult for me to explain the whole story in English. Anyway it's a fantastic love story, one of my most favorite movies.

Monday, November 13, 2006

オンラインクラス第四週 リボン・ブレード・レース Encrusted CQ Lesson 4 : ribbons, braids, laces

オンラインクラスの第四週はリボンやブレード、レースなどの扱いです。レースはピーシングのときにもう付けていたものもありましたが、今回加えたもので目立つのは次のような箇所でしょうか?

ブレードにリボンを通して、プリントのフレームにしました。プリントの位置を微妙に修正したのにお気づきでしょうか?こういうときピーシングを手縫いでしておくと楽にできます。プリント左側のピースにシームステッチを足しました。

ゴールドのレースリボンの上にもう一本サテンリボンを乗せ、上からステッチで止めました。

リボンの色がピッタリだと思い、使ってみました。

課題の他にも、シームステッチを足したり、プリントの位置、リボン刺繍のモチーフの黄緑のフェザーステッチを追加修正した他、左のレースの花のラインを赤糸のステッチで強調したりと、少し手を加えてあります。

Monday, November 06, 2006

オンラインクラス第三週 モチーフ刺繍 Encrusted CQ Lesson 3: Motif Embroidery


たくさんご意見を頂いて、圧倒的に二番目を支持する方が多かったのですが、私は即座にそうとも決断できなくて、さんざん迷った末に、最初のポジションに戻しました。シャロンが対比して見せた、コントラストの「洋」ではなく、曖昧さの「和」の方がやはり気持ちが落ち着くということでしょうか。
It was a very hard decision because almost everyone recommended the second position. But maybe Sharon was right. My Eastern feeling made me choose the first one; not "contrast" but "fading".

リボン刺繍はもう少し足すことになると思いますが、四週目のトリムやブレードの飾りの後で、バランスを見ながら考えたいと思います。
This SRE hasn't been completed. But I will add more later, seeing the whole process of the block.

問題のレースモチーフには、シルクプリントと連動する形で、クロスステッチのポピーを足して見ました。よく見えないと思いますがレースの花もポピーです。左に乗せたレースの花、センターピースのプリントの花、全部を連結させて一つの花束として処理してみたい、というのが今の考えです。
I took a red poppy from the upper silk print and crossstitched. Lace flowers of the motif are also poppies. I would like to connect them with the flowers of the center piece.

使った材料はクロスステッチはDMC25番糸、リボン刺繍は木馬リボンです。
I have used DMC for crossstitching and mokuba ribbons for SRE.

Friday, November 03, 2006

どっち? Which do you prefer?


昨日、これでよし、と思ったブロックについて、スーザンから、モスグリーンのレースモチーフが下のピースの色と相殺されて折角のレースの美しさが生きないのでは、というコメントを貰いました。確かに私は形がそこにぴったりなことに気をとられていて、そこまで考えていなかったので、非常にもっともだと思いました。でも花びらの縁に赤いビーズを散らしたらどうだろう、などと考えたりもしたのですが、今日になってやっぱり、配置を換えた方がいいかも知れないと、止めつけた糸を解いて、二枚のモチーフをこんなふうに取り替えてみました。
さて?というわけですが、あなたはどちらが好きですか?ブロックの上に重心が上がって、落ち着かないような気もしますが、クレージーの場合、それはまた下に飾りを増やしたり、重い刺繍を持ってきたりすることで調整はできるのです。でも、さて、どちらにしようかな、と思案中です。シャロンや他の人にも聞いてみようかと思います。
Have you read Susan's comments about my yesterday's block? I have tried to rearrange the motifs. What do you think? Which do you prefer yesterday's and today's? I need your help and advice.

Thursday, November 02, 2006

オンラインクラス第三週 Encrusted CQ Lesson Three : starting point


オンラインクラスの三週目の課題はモチーフの刺繍です。どの場所にどのようにモチーフを配置するかを決めるために、もう少しブロック全体の見通しを立てたくて、何か使えるものがないか探してみました。色がぴったりです。
I found these embellishments from my box. Their colors looks nice to my block. They might be used as follow.

たとえばこんなふうに配置してみようと思いました。刺繍はモチーフレースの周辺にすることにしようと思います。上下のピースを結ぶような形のモチーフが刺繍できたらいいと思います。
Therefore I will work motif embroidery definitely around the lace motif. I would like to connect upper and below part of this block with it somehow.

というわけで、まず三週の課題にとりかかる前の準備ができました。
Here is the block ready to be worked on for lesson 3.