ほとんど一か月遅れですがCQJPの7月ブロックです。布を接ぐのはけっこう早かったのですが取りかかれずにいました。7月の早い午後、暑くてほとんど白っぽい外の空気。突然空の一部が暗く曇り。そんな漠然としたイメージはあったのですが、何をどうするか思いつきませんでした。白い大理石のエーゲ海の風景にとりつかれていましたし。で、結局、時間的にもリミットですし、無難なところでこんなふうにしてしまいました。
八月のブロックも準備はしているのですがさてどうなることやらです。
Wednesday, August 29, 2012
Tuesday, August 28, 2012
ヴィクトリアンなラウンドロビン Two Victorian RRs of CQI started
なかなかブログの更新が出来なくていますが、この秋(残暑で秋の気配はまったくありませんが)に始まるCQIのラウンドロビンに二つ参加しました。一つは普通のラウンドロビン(ステップ・バイ・ステップです)、もう一つはDYB(小さなブロックを6枚用意し一人が一枚仕上げます)、どちらもヴィクトリアンがテーマです。
ステップ・バイ・ステップRRはCQIでは初めての試みです。ブロックは30cm角です。ブロックの一部を完成させるのではなく、ブロック全体に対し各人が段階的に作業を施してゆきます。
DYBはメンバーが一枚のブロックを完成させます。ヴィクトリアンの貴婦人がテーマです。最近、といっても2,3か月前になりますが、"Lady Audley's Secret" という本を読みました。19世紀のイギリスではその後ミステリーのジャンルに発展してゆくセンセーション小説というものが流行したのですが、コリンズの『白衣の女』と人気を競ったメアリー・エリザベス・ブラッドンという女性の作品です。とても面白かったのでそれを思い出しながらプリントを選び、ちょっとゴシックな雰囲気も加味しようと思い、ブロックを作りました。
私の訳した『ラークライズ』を読んだ方はひょっとしてこのM・Eブラッドンという女流作家の名前をご記憶でしょうか?ローラと弟のエドモンドがジェーン叔母さんとオクスフォード街道への道を散歩します。叔母さんが世が世ならエドモンドも大学に行けたかもしれない位、自分たちは本当は良家の出自なのだと言います。一族には本を書いた学者もいたのだと。母親は後でそれをこう一蹴します。「いたとしても大した人じゃないわ。シェークスピアやミス・ブラッドンのように有名じゃないのだから」と。
ステップ・バイ・ステップRRはCQIでは初めての試みです。ブロックは30cm角です。ブロックの一部を完成させるのではなく、ブロック全体に対し各人が段階的に作業を施してゆきます。
DYBはメンバーが一枚のブロックを完成させます。ヴィクトリアンの貴婦人がテーマです。最近、といっても2,3か月前になりますが、"Lady Audley's Secret" という本を読みました。19世紀のイギリスではその後ミステリーのジャンルに発展してゆくセンセーション小説というものが流行したのですが、コリンズの『白衣の女』と人気を競ったメアリー・エリザベス・ブラッドンという女性の作品です。とても面白かったのでそれを思い出しながらプリントを選び、ちょっとゴシックな雰囲気も加味しようと思い、ブロックを作りました。
私の訳した『ラークライズ』を読んだ方はひょっとしてこのM・Eブラッドンという女流作家の名前をご記憶でしょうか?ローラと弟のエドモンドがジェーン叔母さんとオクスフォード街道への道を散歩します。叔母さんが世が世ならエドモンドも大学に行けたかもしれない位、自分たちは本当は良家の出自なのだと言います。一族には本を書いた学者もいたのだと。母親は後でそれをこう一蹴します。「いたとしても大した人じゃないわ。シェークスピアやミス・ブラッドンのように有名じゃないのだから」と。
Friday, August 17, 2012
今年のチャリティグッズの新サンプル New Samples for Charity 2012
いつのまにか原発が再稼働し、震災の記憶も地元以外では遠くなっているのかもしれません。それでも私たちは昨年ほどの勢いはないにしろ、月一回のチャリティグッズ作りの集まりは楽しく続けています。こんなものはどうだろう、とそれぞれにアイデアを持ち寄りパターンを交換し合って、少しずつ準備を進めています。「これ、いくらで売れると思う?って聞いたら、200円って言われて、がっくり」というような会話も行き交います。長く続けるためには売り方も考えなくてはと思ったりします。
これはAさんのチャーム。キーホルダーでもいいしバッグにつけても可愛いです。すでに100個単位でストックされています。
クレージーのおやつマット。渋い和風、可愛い洋風、どちらもありでこれもかなりの数になりました。
5cm角の小さなクレージーですが、グリーティングカードに使えないか、思案中。
私たちが作っているのはチャリティ品で、売り上げはすべてあしなが育英会に寄付されます。お金を出して下さる方が、商品と思うか寄付金へのお返しと思うかで、値段の高低に対する感覚が違ってくるだろうと思います。なかなか難しいところです。
これはAさんのチャーム。キーホルダーでもいいしバッグにつけても可愛いです。すでに100個単位でストックされています。
クレージーのおやつマット。渋い和風、可愛い洋風、どちらもありでこれもかなりの数になりました。
5cm角の小さなクレージーですが、グリーティングカードに使えないか、思案中。
私たちが作っているのはチャリティ品で、売り上げはすべてあしなが育英会に寄付されます。お金を出して下さる方が、商品と思うか寄付金へのお返しと思うかで、値段の高低に対する感覚が違ってくるだろうと思います。なかなか難しいところです。
Monday, August 06, 2012
暑いです Too Hot to Work
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