Tuesday, December 03, 2013

Red Hat Pin

何年前だったか覚えていませんが、ネット上で "Red Hat Society" というグループのことが話題になり、何も知らなかった私はその団体の由来になったという英国の女流詩人ジェニー・ジョセフという人の詩にとても惹かれました。私なりに訳すとこんなふうです。


                       言っておくわ


       私、年をとったら紫のワンピースを着て赤い帽子をかぶりたいの
       色は合わないし、私にも似合わないけど、いいの
       年金暮らしだけど、ブランディーを飲んで、夏には手袋をはめて、サテンのサンダルを履くわ
       そして「あら、バターを買うお金がなくなっちゃった」って言うの
       疲れたらお行儀悪く歩道に座り込むのも平気だし
       試食コーナーのはしごでお腹いっぱいにするのも恥ずかしくない
       警報機にいたずらするのも面白そう
      杖を手すりに引っかけながらガラガラ歩くのもいいわね
      要するに、若いときずっとお行儀よくいい子にしてきた埋め合わせがしたいの

この詩が評判になり、その後レッドハット協会というのができたのだそうです。要は老後は自由に好きなことをして生きましょうという女性の集まりで今やたくさんの国に支部があるのだとか。60歳以上の女性は赤い帽子に紫のドレス、以下の人はピンクの帽子が集まる時の約束ごとだそうです。そんなときにオークションで買った赤い帽子のブローチを使うことにしました。ちなみにプリントはアールデコの、デンマークの女性アーティスト、ゲルダ・ヴェゲナーという人のポスターです。

When I heard about "Red Hat Society" and read Jenny Joseph's "Warning" a few years ago, I was so impressed I bought this pin by auction. Though I hadn't remembered it since then, I happened to find it and decided to use. Here's a small pouch I've made. The print is of Gerda Wegener, a Danish woman artist in Art Decor period.


 

 

これはちょっと前に作った小さなブロックを仕上げたもの。やはり古いイアリングを飾りに使いました。

You might remember this small cqed block. I've also used an old earring from my drawer.
 

 

1 comment:

kerrykatiecakes2 said...

Very pretty blocks, Hideko!
Hugs,
Kerry