I decided to finish one of my UFOs when I found this naked block while clearing up my drawer. I made two naked blocks using Klimt's paintings and finished only one then. This another work of his was used as a cover of novel titled "Holy Spring", which I read a few years ago. I loved the painting so much I made a print and pieced a block. I worked for two evenings.
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そういうわけでお花いっぱいの春らしい仕上げになった次第です。
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さてこの小説ですが主人公は顔に醜い痣を持った男で、焼け残った蔵でクリムトの贋作を描くことを仕事にしています。彼と関わる画商、キキという若い画学生の登場人物たちが、それぞれに心に深い傷を抱えながら自分の『春』を待っているという筋書きだったと思いますが、詳しい内容はすっかり忘れました。最初の書き出しの文章が素晴らしかったとか、昭和のレトロな雰囲気の東京の本郷、御茶ノ水の界隈の描写が懐かしかったとか、情けないことに印象しか残っていません。もう一度読み直してみようと思います。
3 comments:
Lovely Hideko. I particulair like the vertical flower spray on the right top of the picture.
Beautiful, Hideko. True to the book but with your own special style thrown in.
ご無沙汰しています。ごめんなさい。
もう師走ですか。ついこの間お正月だったでしょう、、、と文句を言いたくなります。
「聖なる春」のブロック、春なのに暗くて、なんだか怖くて、クリムトの世界がしっかり伝わってます。刺しゅうがとても奇麗。
久世光彦さんの本は亡くなる前に私も何冊か読みましたが(小説ではなくてエッセー集ばかりだったようで)みんな図書館で借りたものだったから手元にはなくて、内容どころか読んだことすら忘れているボケ状態です。
ボケと言えば、息子さんの写真展に出かけるつもりでカレンダーに書き込んでいたのにミスってしまった。ショックでした。
キルトも読書も人一倍、いや人数倍こなしているのを驚きのボケ状態で感心しています!
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