Tuesday, June 24, 2014

遅ればせながら


15日が本格オープンの日で、記念の日を彩りを添える吉田修氏のクラシックギターの演奏会とトーク、その後はささやかな立食式のパーティを持ちました。自画自賛ではありますがギター演奏は素晴らしく、パーティも和やかな楽しい雰囲気で、いらして下さった方たちには心ゆくまで楽しんで頂けたと思います。当日皆さんとお話しするのに忙しかった私は、写真を一枚も撮らずじまいでしたので、ここで一端をお伝えできないのは残念なことです。

翌日からグラニーズは本格オープンの運びとなり、私も覚悟を決めて忙しく立ち働くようになりました。

仮オープンのときもお花や鉢を沢山いただきましたが、今度の本格オープンにもこの季節にふさわしい、爽やかな色合いのお花がたくさん届きました。











15日、かねてから親しくさせて頂いているご家族が旅行の途中に、四人でパーティに立ち寄って下さいました。お嬢さんはデンマークの切り絵を制作する作家さんです。いただいた作品のサンプルを窓辺に飾りましたら、沢山の問い合わせがあります。是非仙台で個展を開いていただけたらいいな、と思っているところです。











スコーンとお茶のセット、簡単なランチのセットもメニューに加わりました。







Friday, May 30, 2014

Finally my Gallery opened!!




5月ははたしてオープンできるのかと、毎日不安の中で準備作業に忙しく追われる日々でした。今までしたことのない仕事は、一つのことが一度ではすまず全て予定していた時間の三倍の時間がかかりました。たとえばギャラリーにカフェという飲食店がついていますので保健所への届けと許可が必要でした。1月に相談に行ったときには店内に手を洗うための設備が三カ所必要と言われ、手洗いつき便器、洗面所、キッチンの流しでクリアできたと思いましたが、実際に許可申請に行き図面を提出したら今度はキッチンと客席スペースの間には仕切りが必要と指摘されて急遽スウィングドアをつけることに、やっと現場検査になったと思ったら今度は冷蔵庫の庫内温度計をつけてそれを設置した写真を提出するようにと言われてまたもやそのために走り回り、といった調子です。

5月22日に仮オープンしたにもかかわらず、その時点で案内はがきはできていなくて、とにかく全てが後手後手でしたが、遅ればせながらオープンの案内を一昨日やっと出すことができました。

詳しいことは追い追いご報告するとして、まずはどんな場所かだけでも写真でご紹介したいと思います。


名称は、母(子供たちにとっては”おばあちゃん”)の住んでいた家のあった場所でしたので、”グラニーズ”にしました。赤ずきんちゃんのおばあちゃん、トム・ソーヤーのおばあちゃん、クイーニーおばあさん etc のイメージで。



                             





エントランスギャラリーです。レンタルですがとりあえずは私の作品をかけさせて頂いております。






ギャラリー奥のテーブル。おしゃべりのための予約可です。ここの本棚には手工芸、美術関係、庭や食べ物についてのエッセーなど、どちらかといえば写真の多い、眺めて楽しめる本を置きました。

                                  



ここは奥の方の本棚ですが、こっちはほとんど活字の読むための本を置いた図書コーナーと言えるかも知れません。



 


その奥のゆっくり過ごせそうな小さなコーナーです。30年以上購読してきた”暮らしの手帖”のバックナンバーを運びました。今の季節ですから初夏号ですが二か月おきに入れ替えます。昔の石井好子さんや沢村貞子さんや富岡多恵子さんの連載エッセーは今も私は読みふけってしまいます。うちの物置にあった古いお茶箱に、クレイジーの教室に来ているカルトナージュ作家のKさんがサンダースンのカーテン生地を貼って再生してくれました。



小さな音楽会なども開けるといいと思ってほとんど誰も弾く人のいなくなった我が家のアップライトのピアノを移しました。





私たちのチャリティグッズの販売コーナーです。売り上げはあしなが基金に寄付します。






テレビはビデオとDVD用です。








小さいですが、庭もあります。




利用して頂けるといいのですが。

Monday, April 28, 2014

My Gallery in Progress

新しいカフェギャラリーの名前はようやく”グラニーズ”と決まりました。4月1日に建物が完成し(といってもまだ大工工事は残っているのですが)、少しずつ形を整えつつあります。

The building of my gallery was completed and I received the keys April 1.



4月初めに最初の家具が少し搬入された頃の写真です。閑散としています。

These are the photos of April 11. Still it looks so empty even after a few furniture I had ordered in last year was brought in.




住居の引っ越しのように一度に荷物を運んだら、少しずつそれ片づけてゆくというのとは違い、一つ家具を入れるたびスペースの感覚をつかみ直して次を考えるという作業ですので、まるでクレージーキルトの作品作りのようだと思いました。最初に頭の中で予定していたことは次々変更を余儀なくされました。それでも少しずつ進んでいます。

It's very different from whole house moving. I have to choose and display one by one to arrange interior of shop. I felt it just like crazy quilting.


カウンターです。レジの打ち方から勉強しないと。




スタッフの事務室です。いろいろ運んだものの工事がまだで電話やPCがつながるまでにはまだ数日かかります。

キッチンです。最初は紅茶とコーヒーしか出しませんが、母の調理用具は運び込みました。消費税が上がる前に購入した冷蔵庫もやっと2日前に入りました。スタッフは全員、素人の主婦です。紅茶を試飲し、コーヒーの豆と淹れ方を教えあい、「いらっしゃいませ」が上手に言えるか心配し、不安と楽しみ半々で準備をしています。



ギャラリーは利用したい方にお貸しすることになっているのですがアンティークのクレージーキルトをカフェの随所に飾ってゆきたいと思っています。

Gallery space is for rent but at the same time I would like to display some old crazy quilts of my collection in cafe space.






これからまだまだ順番に書棚、テーブル、椅子、ピアノ、カーテンと日を追って家具が入り、壁や棚が飾られ、形が出来てゆきます。
5月22日をプレオープンの日と決めました。

More bookshelves, table, chairs, board, piano, curtains are going to be set one by one. It will keep me so busy by opening day, May 22. But I am very glad to have an opportunity to show you the situation of progress.

Thursday, March 06, 2014

My Work for Annet's RR Block replaced

昨年参加した Fibre Fever グループのラウンドロビンで、11月、最後に私が刺繍してオランダのアネットに送り返したブロックが、ついに届かなかったという事故がありました。最初は何かの間違いで航空便で送ったのが船便になったのではないかとかと、かすかな希望を持っていたのですが、未だに届いた様子はありませんから本当に紛失したのでしょう。理由はわかりませんが不幸な郵便事故というのは起きるのです。海外に郵便を送るとき、私たちは少しでも楽しいことをプラスしたいと思い、きれいな記念切手を貼ることが多くあります。国際文通週間の浮世絵切手や切手趣味週間の絵画切手など。アネットに宛てた封筒には上村松園さんの美人画切手をいっぱい貼って投函しました。いつもそうしているので何の疑問も持たなかったのですが、そういうことが裏目に出ることもあると聞きました。見たことのないオリエンタルな美しい切手に気持ちをそそられた人がいたのではないことを願いたいのですが、ともかく私の送った郵便は行方不明になりました。

アネットの落胆は大きく、何とか少しでも埋め合わせをしたくて、オーストラリアのモーリーンとキャサリンの協力で新しいブロックを作り三人で刺繍して彼女に送ることにしました。

キャサリンがブロックを接いで最初の刺繍をし、私に送ってきました。




私は大体、左下部分を中心的に飾りました。



全体的にはこんな具合です。モーリーンが最後に仕上げて送ってくれました。




Monday, February 17, 2014

Purple and Orange

2,3年前に端切れで10センチ角のブロックを4枚作り、それぞれから小さな巾着でも作ろうと考えていたのですが、面倒になり4枚を接ぎ合わせて一枚にし、小さな壁かけにしました。元々が小さなブロックの寄せ集めなので細かなシームが多く、しかも縦横十文字に接ぎ目が入り、それらをどう処理したら良いか悩んだのですが、何とかなるものです。真ん中のプリントは石鹸の広告ポスターです。

This is a small wallhanging in purple and orange. This block is made of four small 4"x4" blocks, so I had to consider to handle with too many seams and horizontal and vertical lines deviding the block face.


                                


                                

Thursday, February 13, 2014

Last Two Blocks for CQJP 2013

遅くなりましたが2013年のCQJP(Crazy Quilt Journal Project)チャレンジ、11月と12月のブロックです。昨年は和布を接いだブロックにシームステッチだけを施しました。夢二の絵のプリントを使った裏ページをつけて、今年も布本に仕上げようと考えてはいますが、いろいろ雑用が入り仕事がはかどりません。

Here are my last two blocks for CQJP 2013 Challenge though I am a bit late. My plan is to make a fabric book with those seamstitched pages in Japanese color. As I wrote before I will use Yumeji Takehisa's drawing on each back page. But I have lots of odd jobs as preparation for my gallery before making it.






Saturday, February 08, 2014

東京国際キルトフェスティバル Tokyo International Quilts Festival

ちょと古いニュースになりますが、1月24日に後楽園ドームのキルトフェスティバルに行ってきました。木戸文さんという高校同窓のキルターの方が入賞されたので、会っていろいろおしゃべりを楽しんできました。

Last month, I went to the Tokyo International Quilts Festival to see a friend. Her two quilts were hang in the dome and we enjoyed chattering very much. She was interested in my gallery opening in spring and we promised to have her quilts show there in future.


トーホー賞を受賞した『風の吹くまま』と題された蜘蛛の巣をテーマにした作品です。

Her quilt won the prize.






もう一つ、額絵部門での入選作『クリムトに縁どられ』です。





素晴らしい作品がたくさんかかっていましたが、たまたま私が惹かれて写真に撮った数点を載せてみます。

Here are some quilts I was attracted and took photos randomly.