Monday, July 30, 2007

暑中見舞いのつもりが My "Summer Night" Postcards

Swap ですから当然私の方もはがきを三枚作りました。作ったのは七夕の頃でとても暑かったので涼しい感じにと思い、「サマー・ナイト」というタイトルにしたのですが。送るときになって気づきました。宛先は全員オーストラリアで、向こうは季節は冬だったのですね。涼しいどころか、シバれる「ウインター・ナイト」になってしまいました。
I made three postcards titled "Summer Night" for three ladies. But I realized they all live in Australia. It's winter there. My card should heve been titled "Winter Night". They look so cold rather than cool.


For Maureen.


For Faye.


For Margaret.

Sunday, July 29, 2007

布のはがき Post Card Swap

布のはがきが届きました。海外でははがきやATC(アーティスト・トレーディング・カードの略で名刺がわりです)の小さな作品の交換がさかんです。
I have received three fabric postcards.


オーストラリアのモーリーンから。From Maureen B in Australia.


オーストラリアのフェイから。From Faye in Australia.

カナダのローズ・アンから。From Rose Anne in Canada.

私は自分のものは封筒で送ったのですが、向こうからは布のはがきの上に直接切手を貼って消印を押したものが、透明な封筒に入った形で届きました。日本でもそういう形でとどくダイレクトメールがありますから送るときもそれで大丈夫なのかもしれません。今度聞いてみようと思っています。

Friday, July 27, 2007

ロレンツァのRRブロック Lorenza's Block

先日モーリーンのブロックをやっと終えましたが、RR(ラウンドロビン)というのはすぐ次のブロックが回ってくるのです。今度はイタリアのロレンツァのブロックです。
I finished my work for Lorenza's RR block.

モーリーンが刺繍した後の状態です。私はここから何をすればいいのでしょう?
This is my starting point. What shall I do after Maureen's such gorgeous work? Her paisely motif is extremely beautiful.



どこにするかを決めるのさえ迷うのですが、真ん中を選びました。
I picked up this place for my working after long consideration.



ありきたりな感じですが、こうなりました。
Very usual, but not so bad.



全体ではこうなっています。
This is the photo of whole block.

Wednesday, July 25, 2007

ハート・スワップ Heart Swap

5月には他にもハートを交換しました。
I swapped more hearts in May.

私のアール・デコ#1はオランダのマルグリートのところに行き、彼女からはこのハートが届きました。彼女とは二度目のスワップです。たいていがそうなのですが、写真より実物の方がずっと素敵です。
This heart was from Margreet in Holland. This's second swap with her for me. This is really beautiful.

そしてこの可愛らしいハートはロンドンに住むアリスからです。私の、下のアールデコ#3を貰ってくれました。
This very pretty heart is made by Alys in London. She asked my Art Deco #3 below.

アールデコ#3。
My Art Deco #3.

Monday, July 23, 2007

四月の恋 April Love


遅くなりましたが、5月にハート交換で貰ったオランダのマージャのハートです。トープカラーで、丁寧で細やかな刺繍がとても素敵です。『四月の恋』というタイトルです。彼女には聞かないでしまいましたが、何をイメージしたタイトルだったのでしょう?
It's already July and a bit late to introduce this beautiful heart titled "April Love" made by Marja in Holland. I swapped it with my Art Deco #2 in May because I loved it so much with both its colour and title.

これはアーサー・ヒューズという画家のやはり『四月の恋』という絵です。今回ではなく昔、ロンドンのテートギャラリーに見に行きました。ラファエロ前派の作品の部屋にあります。色もタイトルも好きでカードだけでなく大きなポスターまで買いました。この絵が初めて発表されたときに買ったのはウイリアム・モリスだったそうです。
This painting by Arthur Hughes is also titled "April Love". You would find it in Tate Gallery in London. I also love both the colour and title. I heard it was William Morris who purchased this work when exhibited first.


この二枚の写真はバッキンガムで泊まったBB(ベッド・アンド・ブレックファスト)の庭です。庭の中にこんな細い通路がありました。咲いていた紫の花の名前はやっぱりわかりません。
These garden photos are of the Bed & Breakfast in Buckingham I stayed for four nights.

Wednesday, July 18, 2007

白いクレージーキルト Kiyomi's White Crazy Quilt

実は私よりも先にさっさと白いクレージーキルトを仕上げてしまった、教室のKiyomi さんの作品をご紹介します。本当にロマンチックな九枚ブロックをつないだ大作です。
Here is another white on white crazy quilt made by Kiyomi in my class. You may be suprised if I say this's her third work of cq. It's so lovely and romantic.

まだボーダーをつける前で、四月頃とった写真です。
Before bordered.






一枚ずつのブロックです。クリックすると大きな画面で見られます。ステッチも刺繍もきれいに刺してあります。
Each block.



















彼女は最初これをカフェカーテンにするつもりだったのですが、油汚れがついたらもったいないと、みんなで猛反対して壁掛けになりました。日の光があたるとビーズがキラキラしてすごくきれいなの、とご本人はすごく満足です。





最初にこのブロックの大きさのコットンの鍋つかみを2枚作って手ならしをした後、すぐこれに挑戦しました。三作目にしてこの大作です。でも彼女にはもっと大きな作品があります。
私が仕事場にしているサンルームを覚えていらっしゃるでしょうか?そう、彼女は建築士さんで、我が家のリフォームを設計してくれたのです。そのときにその辺にあった私のクレージーを見て、「私、これ、やりたいです」と弟子入りを志願、押しかけてきて、今の教室が始まることになりました。

Do you remember the photo of my working place? That's her much bigger work.
Yes, she is an architect and designed the sunroom and etc when my house was reformed three years ago. Seeing my cq works then, she wanted to challenge cqing. It's her who pushed and got me to start a class.

Saturday, July 14, 2007

ブログ記念日 Blog Anniversary

このブログを開いてちょうど1年、今日はブログ記念日です。よく1年もったなあ、という感じ。いつも、時々、あるいは初めて、いらして下さっている方たちに感謝です。あと1年後にも続いていますように。
Today is the anniversary of this blog. Thank you very much for all of your visiting here regulary or even not regularly. Your visits and comments will encourage me to keep blogging for another year.



写真は丁度1年前、シャロンの100 details in 100 days に参加していたときのWhite on White のブロックの一部です。やっと仕上げにとりかかろうと、白い別珍の布を注文しました。

Wednesday, July 11, 2007

『ラークライズ』三部作 Lark Rise to Candleford

フローラ・トンプソンが主人公ローラに仮託して書いた物語は実は、『ラークライズ』『キャンドルフォード』『キャンドルフォード・グリーン』と、それぞれ舞台になる場所を違えた三部作です。ラークライズは生まれ育った小さな村、キャンドルフォードは裕福な親戚の住む大きな町、キャンドルフォード・グリーンは学校を出たローラがそこの郵便局で働いたキャンドルフォード郊外の少し大きな村という設定です。一部のラークライズは忠実にジャニパーヒルとそこの人々を描いていますが、二部三部はもう少し自由に、いくつかの場所にまたがる経験や見聞を、一つの町や村のできごととして再構成したと作者は語っています。
Flora Thompson's book is a trilogy of "Lark Rise", "Over to Candleford" and "Candleford Green". Candleford is described as a big market town where Laura's (Flora's other self) wealthy relatives live. She stayed with them in every summer. It is said a few towns are modelled and Buckingham is one of them, for her grandparents and aunts family lived there.

キャンドルフォードは三つくらいの町をモデルにしてあるのですが、バッキンガムもその一つです。町のはずれの古い通りに、父方の祖父母、親戚が住んでいて、フローラは毎年夏休みをそこで過ごしたということです。ここがその通りです。萱葺き白壁の家はバッキンガムで一番古い建物で、今はパブです。
This's a street where her relatives lived. A thached roof cottage is the oldest house in Buckingham.


上の写真の左端にちらっと見える辺りに靴職人のトム叔父さんの家がありました。裏庭の向こう端は川で、初めてキャンドルフォードを訪れたローラが従姉妹たちとそこにつないであったボートで遊ぶシーンがあります。
If you have read her book already, you may remember Uncle Tom, a shoe maker. A river run at the back of his house and Laura played there with her cousins.



柳が川面に垂れ、ボートが橋の下をくぐるときに、初めてのローラはドキドキしてしまうのですが、おそらくそれはちょうどこんなふうだったのでしょう。この通りの裏手がこの風景なのです。今は大学のキャンパスです。
The backside of street is just like this. This place is a part of University campas now.


帰国後の情報ですが、今BBCがフローラの物語を原作に連続ドラマを制作中で、それは何と、1年10話のシリーズ物で、5年、続くのだそうです。イギリスのローラの物語も、アメリカのローラの大草原の物語のように、みんなに長く愛されるドラマになって欲しいものです。そうすれば私の翻訳も少しは読んでもらえるかもしれません。
I have got the information that BBC will start the series drama based on this book from next year. Isn't it the best timing for my translation?

Thursday, July 05, 2007

ブログ・ヘッダー Blog Header

この間、ジョーがヘッダーが簡単に付けられるようになったと教えてくれましたので、試してみました。シームステッチがたくさんかかっている昔のものを選びました。2001年と頭文字が刺繍してあります。いつの間にか年がたっているのですね。

A while ago Jo was writing how to add a header to the blog and I've tried. The photo is from my early cq work, done in 2001.

Tuesday, July 03, 2007

モーリーンのブロック My Work for Maureen

6月に始まったRRの最初のブロックはオーストラリアのモーリーンのものです。
A new RR started mid June. I had received this block from Maureen, Australia at the beginning of the month.









夜、撮ったので暗く写っていますが実際はもう少し明るくて、全体がベージュとクリーム色で美しくまとまっています。使う色はプリントの色に合わせてブルー、ラベンダー、クリームにしようと決めたのですが、どこに何をするかでは、さんざん迷いました。
The real colour is much lighter and beautiful. As for colours, I decided to use blue, lavender and cream from the first time when I looked. But I couldn't find what to do on which place of this block for a very long time.


いつものことですが、”困ったときの花だのみ”で、今庭に咲いている花、アジサイになりました。丁度たまたま見たフランスの刺繍スクールのライラックのモチーフに使ってあった技法を見て、これだ、とばかりに真似しました。上手な方から見たら笑止ものでしょうけれど、困ったときは蛮勇も奮ってみるものです。
Finally I picked up the flower in my garden as a motif as usual. And when I happened to see a photo of embroidered lilac of the Ecole Lesage in France, I felt like taking the techniques of using sequins and beads with stitching. Though my skill is not safficient, I like the result.

全体的にはこんなふうになっています。6人グループですから大体ブロック全体の6分の1が一人の作業量の目安です。次はEmikoさんです。
Here's the whole block after my work. The next stitcher is Emiko.


クレージーは材料、デザイン、技法のあらゆるものに無限の選択肢があって、それが楽しいときと、あまりの自由さに何をしたらいいのか呆然とするのみ、のときがあります。「”不安”とは自由を前にして感じるめまいのことである」とかいう言葉がありましたっけ。今回は、めまい期間が3週間、作業は2日間です。
When we do crazy quilting, there are too many choices given to us in all of aspects; materials, designs, techniques and etc. Too much freedom makes us feel dizzy, though it is the core of our pleasure. After three weeks of dizziness, I finished this work in two days.